伸張性収縮と筋肉痛

2種類の筋肉痛

これはご存知の方も多いと思います。一つは運動直後または運動中の筋肉痛。これは前回お話した、ぞくに疲労物質ともよばれる乳酸がもたらすものです。糖質エネルギーの消費が多いほど乳酸が多く産生されるので、筋肥大のトレーニングはこの乳酸による筋肉痛との戦いになります。つまり耐乳酸能力、つまり筋持久力を高めるトレーニングにもなるわけです。筋持久力をメインにトレーニングする場合はさらに負荷を落とし回数を増やします。

きんポイント
筋持久力は乳酸との戦い!

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伸張性収縮とは?

ではもう一つの筋肉痛とはトレーニングの翌日以降にでる筋肉痛ですが、これこそが筋線維が傷つくことによって起こるもので、「伸張性収縮」という現象によって起こります。伸張性収縮とは、例えば高い所から飛び降りる時うまく着地できるのは、大殿筋(大臀筋)やハムストリングス、大腿四頭筋が伸張性収縮をしているからです。伸張性収縮とはつまり筋肉が、動きに対してブレーキをかけるために、伸ばされながらも収縮しようとする状態のことです。坂道や階段を降りたりする時の前足の着地もこの伸張性収縮によるブレーキ作用です。腕立て伏せやスクワットで下ろす時にゆっくり行うのはこの伸張性収縮を効かすためなのです。ちなみに上げる時の筋肉の収縮は、短縮性収縮といいます。

大沼きんいかがでしたでしょうか?今回は(も?)少し難しかったかもしれませんが、筋肉づくりには欠かせない知識なのでぜひ理解していただきたいと思います。

次はさらに欠かせない知識「挙上速度」について学びましょう。ただまんぜんと上げ下げしたり早く終わらそうと急いで早く挙げたりしてないか?ダメダメ。筋トレは時間も重要な要素なんです。

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